2006年01月01日

ポジション移動

昨日、ポジション移動の基礎がおろそかになっていると書きましたが、早速Sevcik op8でチェックをしました。左手の支え(右手とのバランス)が重要なので、ためしに肩当てをはずしてより欠点が分かるようにしてみました。

やはりかなりいい加減な移動の仕方をしていたようで、移動に伴って楽器がガクッと下がったり、横に動いたりします。音程も決まりません。肩当てがあれば顎と肩でその間は支えるので表面的には問題なく見えますが、やはり左手の支えがいい加減になると右手とのバランスが崩れ、音作りに非常な悪影響を及ぼしますし、不安定な移動によって音程やリズムが崩れることがしばしば起きてしまいます。セブシックの状態でこうなのですから曲がちゃんと弾けるはずもありません。

今日はNo.1-15まで続けて弾いてみたのですが、下記のような点に特に気をつけて今後練習する必要がありそうです。

1. Guiding Fingerの意識を徹底する。移動した先の押さえる指ではなく、Guiding fingerの音程を決めることがまず先決。特にポジションを降りる際にいい加減になりやすい。

2. Guiding Fingerと押さえる先の指が入れ替わる場合は(1-2-1のように)Guiding Fingerに先の指を引き寄せて入れ替える

3. 移動する際には楽器を上げるくらいの意識を持たないと下がってしまう。

4. 親指の位置決めに最新の注意を払う。ビブラートが最もかかりやすいような位置が基準

5. 移動後の音程に注意

6. 右手がポジション移動に影響されないように。単に開放弦を弾いているような感覚で弾く

要はポジション移動したのかどうか分からないようにスムースに、体の他の部分に影響を及ぼさないようにすることが究極の目標ですね。

ちなみに下記が録音です。より実践に近づけるためと、親指の位置を決めるためにビブラートをかけています。

posted by Viol at 17:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 基礎練習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
violさん、昨年はいろいろありがとうございました、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ポジション移動、いつも先生に言われていることばかりです。
レベルが違っても基本は同じ、今やっていることがとても大切なんだ、と再確認しました。

Op8は私には取っつきが悪くて、一時中断していたのですが、少し前に再開しました。
今年はシフトを怖がらずに嫌がらずに、自然に出来るようになることが当面の目標です。

私も頑張ります〜〜
Posted by nobara at 2006年01月03日 12:57
nobaraさん、こちらこそ今年もよろしくお願い致します。

>レベルが違っても基本は同じ、今やっていることがとても大切なんだ、と再確認しました。

結局同じ楽器をやっているわけですからやることの原理は同じだと思います。基本的なことがどれだけできるかが結局は演奏の出来不出来に直結しますよね。極端な例ですと、ストリング誌などを読んでいるとプロが海外の先生に就いて何ヶ月も音階とセブシックしかやらせてもらえなかった、などというような記事がよく出ています。このことから考えても基本がいかに大事か分かりますね。(もちろん、同じ教材を使っていてもやることのレベルは高いのでしょうけど)

私個人としては、セブシックなどシンプルかつ体系的な教材で基本の「型」を体にしみこませ、それをまず音階でできるようにし、次に曲にも応用できるようにするのが理想です。これを積み重ねていけば自分の思うような演奏に少しずつでも近づいていけるのでは、と思っています。

Posted by Viol at 2006年01月03日 22:57
>それをまず音階でできるようにし、次に曲にも応用できるようにする

なるほどー
先生に「音階は曲への橋渡しなんですよ」と言われてましたが、具体的にはそういう使い方なんですね。
出来てしまえば当たり前のことでも、こうして言語化して頭で理解することは、私にとって、とても助けになります。

それにしてもOp8、さすがによどみなく弾かれていますね。
それでもこうして基本に立ち返る、プロであってもそれは同じ・・・
私も、4つスラーを息も絶え絶えに、ではありますが、諦めずに頑張ります!
(すみません、「初心者のためのバイオリン講座」になってはいけませんので、こうゆうコメントはどうぞ読み流して下さいませー)
Posted by nobara at 2006年01月04日 14:27
nobaraさん:

>先生に「音階は曲への橋渡しなんですよ」と言われてましたが、具体的にはそういう使い方なんですね。

私の場合は、ですね。この辺は人によってもいろいろでしょう。飲み込みの速い人なら曲だけ弾いていてもどんどん技術的なことも吸収できてしまうかもしれませんし、セブシックをやらずとも音階で習得できる人もいるでしょう。

op8はいきなりハイポジションも出てくるので実は難しいですね。私が書いた6つの注意する点以前にまず手の位置を覚えるというのが難題です。op8でもいきなり楽譜どおり弾かずに3rd ポジションまでの移動だけを繰り返し練習し(あとはカット)、慣れてきたら4th, 5thと拡張していって最終的に楽譜どおり弾く、というのも手かもしれませんね。
Posted by Viol at 2006年01月04日 18:39
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